1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

福島第一原発でデブリの試験的な取り出しに着手

読売新聞 / 2024年9月10日 8時29分

福島第一原発2号機(福島県大熊町で、読売ヘリから)=帖地洸平撮影

 東京電力は10日午前、福島第一原子力発電所2号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的な取り出しに着手した。デブリの取り出しは廃炉の最難関とされ、2011年3月の原発事故後初めてとなる。政府と東電が51年までの完了を目指す同原発の廃炉作業は、計画された3段階のうち最終段階に入り、新たな局面を迎えた。

 東電は当初、8月22日に試験的な取り出し着手する予定だった。しかし装置を押し込むためのパイプの接続順が誤っていることが判明し、着手前の準備作業で中断していた。

 この日は午前6時34分に準備作業を始め、同7時20分に着手した。現場に異常があった場合に備え、東電は2号機原子炉建屋の脇に新たに社員を1人待機させ、状況を確認できる態勢を取った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください