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福島第一原発のデブリ取り出し、初日は午前8時前に終了…東京電力が夕方に公表

読売新聞 / 2024年9月10日 18時1分

福島第一原発(10日午前、読売機から)=米山要撮影

 東京電力が10日に着手した福島第一原子力発電所2号機の溶融燃料(デブリ)の試験的な取り出しは、午前7時53分にこの日の作業を終えた。東電が10日夕、明らかにした。

 デブリの取り出しは廃炉の最難関とされ、当初は8月22日に着手する予定だった。しかし、装置を押し込むためのパイプの接続順が誤っていることが判明し、着手前の準備作業で中断していた。

 この日は午前6時34分に準備作業を再開し、同7時20分に原子炉格納容器と外部を隔てる「隔離弁」の先に装置を挿入した。装置の先端を隔離弁の60センチ奥まで入れて、同日の作業を終了した。

 デブリを原子炉外に運び出すのに2週間程度かかる見通しだ。東電は「引き続き、廃炉の貫徹に向け、安全を最優先に緊張感を持って取り組む」としている。

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