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イスラエル軍、避難民集まる「人道地域」にミサイル攻撃…40人死亡・60人負傷

読売新聞 / 2024年9月10日 19時10分

10日、ガザ南部ハンユニスで、イスラエルに攻撃された難民キャンプを調べるパレスチナの人たち=ロイター

 【エルサレム=水野哲也】パレスチナ通信は10日、イスラエル軍が、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス近郊で避難民が集まる「人道地域」にミサイル攻撃を行い、少なくとも40人が死亡、60人が負傷したと伝えた。

 現場はイスラエル軍が人道地域に指定するマワシ地区で、多くの避難民のテントが立ち並ぶ。複数のミサイルが撃ち込まれ、大きな穴が開いて多数の行方不明者もいるという。

 イスラエル軍は、昨年10月の襲撃に関与したイスラム主義組織ハマスの幹部らが、人道地域内で偽装した指揮所を設けていると主張した。精密誘導兵器で正確に攻撃したとしている。ハマスは戦闘員の存在を否定し、攻撃を非難した。

 一方、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、ポリオ(小児まひ)のワクチン接種の一環でガザ北部に向かっていた国連の車列が9日、検問所付近でイスラエル軍に銃を突きつけられて停止させられ、職員が8時間以上足止めされたと発表した。車両も損壊したという。

 ガザでは乳児のポリオ感染が25年ぶりに確認され、1日から10歳未満の子どもを対象に予防接種が進められている。

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