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モスクワ近郊など9州にウクライナ軍が「最大規模の無人機攻撃」…三つの国際空港が一時閉鎖

読売新聞 / 2024年9月10日 20時22分

 ロシア国防省によると、ウクライナ軍は9日夜から10日未明にかけて、ロシアの首都モスクワ近郊のモスクワ州など9州に大規模な無人機攻撃を行った。同省はモスクワ州で無人機20機、露全土で計144機を撃墜したと主張した。ロイター通信は、ウクライナ軍による「過去最大規模の無人機攻撃の一つ」と伝えている。

 タス通信によると、モスクワ中心部から南東約50キロ・メートルのモスクワ州ラメンスコエで集合住宅2か所が損傷して、女性(46)が死亡し、3人が負傷した。ウクライナ軍は露国内への無人機攻撃を繰り返しているが、モスクワ近郊で死者が出るのは異例だ。

 これを受け、モスクワ近郊のドモジェドボ、ブヌコボ、ジュコフスキーの三つの国際空港が一時閉鎖された。航空当局によると、3空港の閉鎖に伴い、約50便が目的地を変更するなどの措置を取った。モスクワ近郊では無人機の残骸が落下した影響で、高速道路の一部区間が通行止めとなった。

 ロシア通信などによると、ドミトリー・ペスコフ露大統領報道官は10日、記者団に対して「敵の攻撃を防ぐため特別軍事作戦(ウクライナ侵略)を続けねばならない」と強調した。

 露軍もウクライナ国内へのミサイルや無人機攻撃を連日行っている。ウクライナ軍によると、9日から10日にかけては首都キーウ近郊キーウ州など13の地域に46機の無人機が飛来し、ウクライナ軍は38機を撃墜した。ロイター通信によると、南部ヘルソン州などで3人が負傷した。

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