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阿部監督「熱くなってほしいけど常に冷静な部分を持ちながら」…巨人、投打かみ合い首位攻防戦を先勝

読売新聞 / 2024年9月11日 6時0分

6回、秋広の適時打で生還し、迎えられる門脇

 巨人6―1広島(セ・リーグ=10日)――巨人は一回、坂本が先制ソロ。六回に門脇、代打秋広の長短打、七回には浅野、門脇の連続適時打で突き放して快勝した。菅野は自身7連勝。広島の森下は3連敗。

     ◇

 巨人の阿部監督に迷いはなかった。門脇の2点打でリードを広げた六回、なおも好機が続き、先発・菅野に代打を送った。ここまで5回1安打無失点と快投していたベテラン右腕に代わった秋広が適時打で応え、大きな4点目が入った。

 初回からテンポ良くストライクを先行させた菅野は、変化球も低めに集め、凡打の山を築いた。先頭の菊池に安打を許した三回以外は全て三者凡退に封じた。五回を終えて球数は57球。六回の攻撃中、菅野も続投するつもりでキャッチボールをし、打席に向かう準備をしている中で交代が告げられた。

 阿部監督は、試合展開や菅野の様子を注視しながら、勝負所と判断しての交代だったと明かした。リーグトップの勝ち星を挙げている菅野は次回、中4日での登板も予定されている。「なかなか引っ張れないと思っていた。今日はそこで(継投に)いこうと決断した」

 デッドヒートを繰り広げる広島との3連戦を控え、阿部監督は「もちろん熱くなってほしいけど、常に冷静な部分を持ちながらやってほしい。俺らは、それを周りで冷静に見てあげることが大事」と気負いすぎないよう求めていた。

 今季7試合で1勝だったマツダスタジアムで投打がかみ合い、カード初戦を快勝。14勝目を挙げた菅野はくしくも、監督と同じようなことを言った。「みんな、いつも以上にリラックスしているように見えた。そういう戦い方をすれば、こういう結果が出ると分かったと思う」。果断かつ冷静にタクトを振った指揮官に導かれ、チームは首位攻防戦を先勝した。(平山一有)

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