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トランプ氏とハリス氏が初対決、「建国の地」は厳戒態勢…経済や不法移民問題で火花

読売新聞 / 2024年9月11日 13時24分

10日、厳戒態勢が敷かれる米大統領選討論会会場(奥)付近=田島大志撮影

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=田島大志】米大統領選の激戦州ペンシルベニア州のフィラデルフィアで10日に開かれたテレビ討論会は、民主党のハリス副大統領(59)と共和党のトランプ前大統領(78)にとって初顔合わせの機会となった。短いあいさつの後、経済や不法移民問題などを巡り、さっそく激しい火花を散らした。

 両氏は、ハリス氏の上院議員時代も含めて直接の接触がこれまでなかったとされる。2人は無観客の会場に現れると、ハリス氏がトランプ氏に歩み寄り、自己紹介するように「カマラ・ハリス」と言いながら手を差し出した。トランプ氏は厳しい表情で握手に応じた。

 6月の第1回討論会で、トランプ氏はバイデン大統領と握手しなかった。

 今回の討論会は、2人が司会者の質問にそれぞれ即興で対応した。相手候補者の発言中はマイクを消音するというルールで行われた。トランプ氏は2016、20年の大統領選討論会で、相手の発言を遮り批判を浴びたが、今回の議論は整然と始まった。

 会場となった国立憲法センターは、独立宣言の採択や米国憲法の制定が行われた「建国の地」だ。

 会場の周囲は厳重にフェンスが設置されて一般の立ち入りが禁止され、多くの警察官が巡回して厳戒態勢が敷かれた。会場近くの広場には、ハリス、トランプ両氏の支持者らが集まった。

 討論会前、「我々は皆、米国人だ」と書かれたプラカードを掲げていたジョナサン・デリチリさん(49)は「米政治に団結を取り戻すことができるような議論を期待する」と語った。

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