２日前に民家から逃げ出したピットブル捕獲…「弱ってうずくまっている」と住民が連絡

　群馬県警大泉署は１１日、邑楽町中野の民家から９日に逃げ出していたアメリカンピットブルテリアのオス１頭を同町内で発見、捕獲したと発表した。けが人はなかった。

　発表によると、１１日午前５時５０分頃、同町内で犬の散歩をしていた男性（５９）から飼い主の男性（２７）に直接、「田んぼ脇の道路で、弱ってうずくまっている犬を発見した」と電話で連絡があった。飼い主の男性が現場で、飼い犬だと確認し、同署に「自宅に連れ帰った」と連絡した。犬にけがはなかった。

　飼い主の男性は９日朝、自宅の庭から犬が逃げていることに気付いて、同署に届け出た。アメリカンピットブルテリアは闘犬にも使われる犬種で、同署や町が住民らに注意を呼びかけるとともに、捜索していた。飼い主の男性も自宅近くなどで犬を散歩させている人らに情報提供を求めるなどしていた。