学童保育のプールで小１溺死、元園長を業務上過失致死罪で在宅起訴…監視怠る

男児が溺れて亡くなる事故が起きたプール（昨年７月２６日、読売ヘリから）

　滋賀県長浜市のプールで昨年７月、放課後児童クラブ（学童保育）の活動中だった小学１年の男児が溺れて死亡した事故で、大津地検は１１日、男児が当時通っていた「キッズパーク放課後児童クラブ」の元園長（５０）を業務上過失致死罪で在宅起訴したと発表した。４日付。

　起訴状では、元園長は昨年７月２６日午後１時頃、同市内のプールでクラブに参加する小学生４６人の身長や遊泳能力に応じた対策を事前に取らなかった上、監視も怠り、男児が溺れているのに気づかずに死亡させたとしている。

　滋賀県警は今年７月、元園長を業務上過失致死容疑で書類送検していた。