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中国EVと競争激化のフォルクスワーゲン、雇用保障の労働協約を破棄…組合に通知

読売新聞 / 2024年9月11日 19時12分

ドイツ北部ウォルフスブルクにあるフォルクスワーゲンの工場の製造ライン=ロイター

 【ロンドン=中西梓】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は10日、2029年まで従業員の雇用を保障するとした労働協約を破棄すると組合に通知した。ドイツの産業別組合「IGメタル」が明らかにした。

 VWは2日、中国製電気自動車(EV)などとの競争激化やコスト削減を理由に、1937年の設立以来初となる独国内工場の閉鎖を検討していると明らかにした。VWは94年から国内工場の従業員の雇用を保障する協定を組合と結んできたが、協定の破棄により2025年半ばから人員削減が行われる可能性がある。

 VWは国内に車両組み立て工場6拠点と部品工場4拠点を持つ。IGメタルによると、VWはそれぞれ1か所ずつの閉鎖を検討しているという。

 IGメタルは10日に発表した声明で、工場と雇用の維持を求めて抵抗する姿勢を強調した。

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