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JR貨物ストップ、全国の物流に影響…北海道から輸送中の積み荷一部は途中駅で降ろされる

読売新聞 / 2024年9月11日 19時33分

仙台貨物ターミナル駅に停車する貨物列車(11日午後、仙台市宮城野区で)=永井秀典撮影

 JR貨物がすべての貨物列車の運行を一時停止したことを受け、長距離便を中心に全国の物流網に影響が出始めている。近年は、トラック運転手が人手不足となる「物流2024年問題」に対応するため、輸送手段をトラックから鉄道へ切り替える動きが広がっていた。

 ヤマト運輸では、関東と北海道・九州の間を運ぶ荷物の一部で到着が1日以上遅れる見込みで、トラックなどへの切り替えも検討する。佐川急便は、全国での配送に遅れが生じる恐れがあるとしている。

 日本郵便も、配送日数が1週間程度と余裕がある荷物で鉄道輸送を利用しており、運行停止が長期化すれば影響が出る可能性があるという。

 東京―広島など3本の専用貨物列車を運行する西濃運輸は、集荷した荷物を営業所で保管するなどの対応を行っているが、「今後も大幅な遅れが生じる可能性がある」としている。

 北海道外向けの農畜産品輸送の3割をJR貨物に頼る「ホクレン農業協同組合連合会」(札幌市)によると、輸送中の積み荷の一部が途中駅で降ろされる事態になっている。

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