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20歳の時に大けがし救急車で搬送…「感謝の思いを」と帰郷の80歳男性、貯金3000万円寄付

読売新聞 / 2024年9月12日 19時0分

救急車配備のための寄付金目録を新井市長に手渡す五十嵐さん(右)(9日、群馬県藤岡市で)

 群馬県高崎市吉井町池の元建設業、五十嵐茂義さん(80)が救急車配備事業の一助にと、多野藤岡広域市町村圏振興整備組合消防本部(藤岡市)に3000万円を寄付した。同消防本部は、管内の吉井消防署にある1台を高規格救急車に更新する予定だ。

 五十嵐さんは20歳の時、東京都内で建設作業中に足に大けがをした際、救急車で病院搬送された経験がある。五十嵐さんは約7年前、都内から吉井地区に帰郷。今回、救急に従事する人たちへ「感謝の思いを」と、自身の貯金を寄付することにした。

 同振興整備組合で9日に行われた寄付金受領式で、五十嵐さんは「年を取って救急車のやっかいになるかもしれない。少しでも地域のお役に立てれば」と語った。同組合理事長の新井雅博・藤岡市長は感謝状を贈り、「高規格車の配備によって命と健康が守られることに敬意を申し上げる」と述べた。

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