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兵庫県の斎藤元彦知事「自分自身に悔しい思い」と涙ぐむ…19日にも不信任案提出へ、可決の公算大

読売新聞 / 2024年9月11日 20時55分

百条委員会の証人尋問で机をたたく様子を再現する斎藤知事(6日)

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県議会(定数86)の最大会派の自民党(37人)が、知事が辞職要求に応じない場合、9月議会が開会する19日にも知事への不信任決議案を提案する方向で他会派と調整していることがわかった。不信任案には第2会派の維新の会(21人)も同調する方針で、可決される公算が大きい。

 可決された場合、知事は10日以内に議会を解散しなければ失職する。解散を選べば、40日以内に県議選が行われる。改選後初の議会で改めて不信任案が可決されると、知事は再び議会を解散することはできずに失職し、知事選が行われる。

 斎藤知事に対しては、維新が9日に単独で辞職を求めたが、知事は応じなかった。自民や公明党(13人)など残る4会派と全無所属議員(4人)は12日に共同で辞職を申し入れる。

 自民は不信任案について、「早期に出すべきだ」とする会派内の声を踏まえ、19日の提案を他会派に示した。ただ、他会派には「県議会の代表質問(25日)で知事の態度を確認すべきだ」との意見もあり、12日に協議して決定する。

 斎藤知事は11日の定例記者会見で、2021年の知事選で斎藤知事を推薦した自民からの辞職要求について尋ねられ、「こういう状況になったことは大変申し訳ない。自分自身に対して悔しい思い」と涙ぐんだ。そのうえで、「私は決して完璧な人間ではないので、間違いもあったかと思うが、これからも県民のためにやっていきたい」と述べた。

 不信任案が可決された場合の対応については、「法律の規定に基づいて判断する」と明言を避けた。

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