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兵庫県・斎藤元彦知事に辞職申し入れ、19日にも不信任決議案で調整…県議会

読売新聞 / 2024年9月12日 12時6分

百条委員会の証人尋問で机をたたく様子を再現する斎藤知事(6日)

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県議会(定数86)の自民党(37人)など4会派と無所属の全議員(4人)が12日、斎藤知事に共同で辞職を申し入れた。維新の会(21人)は9日に単独で行っており、これで全議員が辞職要求したことになる。知事が応じない場合、全会派が共同で9月議会が開会する19日にも不信任決議案を提案する方向で調整している。

 4会派は自民のほか、公明党(13人)、立憲民主党県議らでつくる「ひょうご県民連合」(9人)、共産党(2人)。12日、各会派の幹部らが辞職を求める申し入れ書を服部洋平副知事に手渡した。

 申し入れ書では、「県政への信頼は大きく損なわれ、県民のみならず全国から厳しい批判が寄せられている」と指摘。「新たに信任を得た知事のもとで来年度予算を編成するためには即時辞職が必要」とした。

 申し入れ後、自民の北野実幹事長は「知事が辞職され、県政を前に進めるために動いていくことが大事だ」と述べた。

 斎藤知事は9日の維新の辞職要求には応じなかった。この日も4会派などの申し入れに先立ち、県庁で記者団に「9月議会で補正予算をしっかりとやっていく」と述べ、辞職を否定した。

 不信任案が可決された場合、知事は10日以内に議会を解散しなければ失職する。解散を選べば、40日以内に県議選が行われる。改選後初の議会で改めて不信任案が可決されると、知事は再び議会を解散することはできずに失職し、知事選が行われる。

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