リコー、国内外グループ会社で２０００人規模の人員削減へ…ペーパーレス化で市場縮小の見込み

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　リコーは１２日、２０２５年３月までに国内外のグループ会社で２０００人規模の人員を削減すると発表した。連結従業員の約３％に相当し、国内では１０００人程度の希望退職を募る。ペーパーレス化で複合機やコピー機といった事務機の市場縮小が見込まれるなか、構造改革で経営の効率化を図る。

　国内の募集は今年１０月～来年２月に行い、３月３１日付で退職となる予定だ。対象者の具体的な条件は公表していない。国内の希望退職に伴う費用として２５年３月期に１６０億円を計上する一方、人件費の削減により、２６年３月期は９０億円の増益要因になるとしている。