読売新聞西部発刊６０年・読売新聞創刊１５０年・巨人軍創設９０年祝い、記念式典に３００人

読売新聞西部本社発刊６０周年記念祝賀式典で乾杯する（左から）バイオリニストの川井郁子さん、福岡県の服部誠太郎知事、読売新聞グループ本社の山口寿一社長、九州経済連合会の倉富純男会長、福岡市の高島宗一郎市長、特定非営利活動法人ロシナンテスの川原尚行理事長

　読売新聞西部本社発刊６０周年、読売新聞創刊１５０周年、読売巨人軍球団創設９０周年の記念祝賀式典が１２日、福岡市中央区のホテルニューオータニ博多で開かれた。福岡県の服部誠太郎知事や同市の高島宗一郎市長ら約３００人が出席した。

　読売新聞グループ本社の山口寿一社長は主催者あいさつで「新聞社を超える新聞社として、九州・山口・沖縄の発展に引き続き本腰で取り組むことを誓う」と話した。西部本社の増田雅己社長は「これからも新聞の価値を守りながら、新しい発想で次の時代を切り開きたい」と抱負を語った。

　服部知事は祝辞で「日本を代表するメディアで、歴代の役員や社員の努力に深く敬意を表する」と述べ、出席者は九州経済連合会の倉富純男会長の発声で乾杯。式典では、アフリカで医療支援に取り組むＮＰＯ法人ロシナンテスの川原尚行理事長の講演に続き、バイオリニストの川井郁子さんと「オーケストラ響」による演奏も披露された。

　西部本社は１９６４年９月２３日、北九州市小倉北区で発刊。２００４年１月に福岡市中央区に移転した。