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マイナ免許証への切り替えは任意、有効期間などの情報を内蔵チップに記録…過去の違反歴は記録されず

読売新聞 / 2024年9月13日 7時0分

 警察庁は12日、運転免許証とマイナンバーカードを一体化した「マイナ免許証」の運用を来年3月24日に開始する方針を決めた。切り替えは任意で、従来の免許証は引き続き利用できるが、住所変更手続きが自治体への届け出で済むほか、更新時の講習をオンラインで受講できるメリットがある。

 警察庁によると、免許の種類や有効期間などの情報をマイナカード内蔵のチップに記録することで、免許証の機能を持たせる。過去の違反歴は記録されない。

 新制度により、運転免許証の保有は〈1〉従来の免許証〈2〉マイナ免許証〈3〉従来の免許証とマイナ免許証の双方――の3パターンになる。

 受け付けは来年3月24日からで、希望者は免許証とマイナカードを運転免許センターなどに持参する。免許の新規取得と更新時以外、手数料は1500円となる。

 現在は転居した際、自治体に住所変更を届け出た後、警察署などで免許証の住所変更が必要だが、マイナ免許証のみの人は、自治体側から警察への情報提供に同意すれば、役所での手続き1回だけで済む。

 免許更新の手数料(現行2500円)なども改正され、マイナ免許証への更新は2100円、従来の免許証への更新は2850円、双方を持つ場合は2950円になる方向だ。

 マイナ免許証があれば、免許更新時に「オンライン講習」も利用できるようになる。「優良運転者」と「一般運転者」向けで、手数料は対面講習をそれぞれ500円と800円に据え置く一方、オンライン講習は一律で200円とする。

 免許証と一体化後にマイナカードをなくした場合、運転免許センターなどで再び免許情報を登録する必要がある。ドイツやイタリアなど海外で運転する際には、従来の免許証が必要になることがあるという。

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