公明・石井啓一幹事長、代表選出馬「真剣に検討」…山口那津男氏退任で１５年ぶり交代へ

公明党代表選に出馬表明した石井幹事長

　公明党の石井啓一幹事長（６６）は１３日午前の記者会見で、山口那津男代表（７２）の後継を決める次期代表選への立候補について「熟慮している。真剣に検討していきたい」と述べた。石井氏は既に出馬意向を固めており、近く最終判断する。

　これまでに石井氏のほかに出馬に向けた動きはなく、出馬すれば代表選が告示される１８日に新代表就任が事実上決まる見通しだ。山口氏は退任し、１５年ぶりの代表交代となる。

　石井氏は党政調会長や国土交通相を歴任し、２０２０年９月から幹事長を務めている。次期衆院選では比例選から埼玉１４区に転出する。