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竜王戦あわら対局の立会人は深浦康市九段、大盤解説会に渡辺明九段登場…参加者27日まで募集

読売新聞 / 2024年9月13日 21時34分

竜王戦の対局で読みに没頭する深浦九段=吉田祐也撮影

 第37期竜王戦七番勝負第2局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の実行委員会は13日、福井県あわら市の温泉旅館「美松」で10月19、20日に行われる対局の立会人が、市内でのタイトル戦の経験を持つ深浦康市九段に決まったと発表した。同20日に「清風荘」で開かれる大盤解説会は、元竜王の渡辺明九段ら3人が担当。通常より手厚い布陣となる。(荒田憲助)

 深浦九段は2007年、市内の温泉旅館で指された第48期王位戦七番勝負第1局で、当時の羽生善治王位に勝利。結果的に4勝3敗で初タイトルをつかんだ。その時の印象を「落ち着いた雰囲気で泉質も良く、リラックスした状態で臨めた。初タイトルにつながったいい思い出だ」と振り返るコメントを発表した。

 今回は美松の対局室「 竜悠 りょうゆう」で、藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の公正な勝負を見届ける。対局に向けたコメントでは「楽しみな顔合わせだ。圧倒的な終盤力を誇る藤井竜王と、徹底的に研究し(藤井竜王の)公式戦連勝記録を29で止めた佐々木八段では、終盤勝負にもつれ込む」と予想。「竜悠での対局はモチベーション(やる気)にもつながり、白熱した対局が期待できる」と展望した。

 対局の新聞解説は大橋貴洸七段が務める。

 大盤解説を受け持つ渡辺九段は、竜王位を通算11期保持し、永世竜王の資格を史上初めて獲得した強豪だ。聞き手の女流棋士の登壇はなくなったが、佐々木慎七段と村田顕弘六段も駆けつける。

 大盤解説会のチケット(3000円)については、10月18日に「グランディア芳泉」で開かれる前夜祭のチケット(1万5000円)とともに、抽選販売の申し込みをチケットぴあで9月27日まで受け付けている。問い合わせは実行委事務局の市観光振興課(0776・73・8006)。

 一方、県将棋連盟などが10月19日に清風荘で開く市将棋大会(読売新聞福井支局など後援)では、大盤解説の佐々木七段と村田六段が敗退者向けの指導対局を担うことも決まった。

 参加者は9月30日まで募集しており、参加費は弁当付きで一般2000円、高校生と女性は1000円。問い合わせ、申し込みは県将棋連盟の宮越和彦理事長(080・3740・3909)。

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