1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

立憲民主党代表選、野田佳彦元首相と枝野幸男前代表が競り決選投票の可能性も…読売動向調査

読売新聞 / 2024年9月14日 5時0分

立憲民主党代表選に立候補し、討論会で議論を交わす(左から)野田佳彦・元首相、枝野幸男・前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員(7日、東京都千代田区で)

 読売新聞社は、立憲民主党代表選(23日投開票)について、党所属国会議員136人の動向を調査した。野田佳彦・元首相(67)が全体の3割弱の支持を固めてリードし、枝野幸男・前代表(60)が追っている。投票では地方議員や党員らの票も加わるが、枝野氏が有利との見方もあり、全体では野田氏との接戦となる展開も予想される。泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)は支持に広がりを欠いている。

 代表選は計740ポイントで争われ、国会議員票が全体の約3分の1を占める。1回目の投票でどの候補も過半数を確保できずに、上位2人による決選投票となる可能性もある。

 調査は、1人2ポイントを持つ国会議員136人(衆院98人、参院38人、272ポイント)の意向を聞き取りなどで実施した。13日現在、野田氏が35人(70ポイント)でトップで、枝野氏が24人(48ポイント)で続いた。泉氏は17人(34ポイント)、吉田氏が15人(30ポイント)で、立候補のために推薦人として確保した20人にも届いていない。約3割の議員が態度を明らかにしておらず、今後の動向が勝敗に影響を与えそうだ。

 支持する理由(複数回答)では、野田氏は「国民からの支持や信頼が得られる」「指導力がある」が多く、枝野氏は「政策が評価できる」との回答が目立った。

 読売新聞の8月の世論調査で、次の代表にふさわしい政治家を聞いたところ、野田氏は25%で1位だった。党員を中心に野田氏への期待は高いとみられる。枝野氏も党創設者として、地方議員らから推す声が出ており、代表選は両氏を軸とした争いとなりそうだ。

 代表選では、国会議員に加え、衆院選や参院選の公認候補予定者98人に各1ポイント与えられる。党籍を持つ地方議員(1236人)と党員・協力党員(サポーターズ、11万4792人)には各185ポイントが割り振られ、得票数に応じてドント方式で比例配分される。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください