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イスラエルとハマスの戦闘の影響でガザの経済規模6分の1以下に…UNCTAD「前例のない経済的な落ち込み」

読売新聞 / 2024年9月14日 18時24分

物資不足でプラスチックを燃やして代替燃料を作るパレスチナ人(9日、ガザ北部で)=ロイター

 【エルサレム=水野哲也】国連貿易開発会議(UNCTAD)は12日、昨年10月に始まったイスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘の影響により、パレスチナ自治区ガザの経済規模が、2022年の6分の1以下まで縮小したとする報告書を公表した。

 農業分野では、かんがい施設や機械、貯蔵施設などが今年初めまでに80~96%が破壊され、食料生産に大きな支障が出ている。民間事業の82%も損害を受けるか破壊された。UNCTADは「前例のない経済的な落ち込みで、過去の軍事衝突の時をはるかに超える」としている。

 ヨルダン川西岸でも、イスラエルの入植者による暴力の増加や、人と物資の移動制限の強化などにより急速に経済が落ち込んでおり、失業率は30%を超えて以前の3倍近くに増えているという。UNCTADは「国際社会の速やかな介入を求める」と訴えた。

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