競馬場で「ウマ娘」コスプレイベント、普段は入れないダートコースで撮影も…「レースを見るきっかけに」

通常は入れないダートコースでの撮影を楽しむ参加者（１４日、千葉県船橋市若松の船橋競馬場で）

　船橋競馬場（千葉県船橋市若松）で１４日、コスプレイベント「サーコス」が開かれ、約６００人の参加者が、普段は入れない白砂のダートコースなどで撮影を楽しんだ。

　イベント会社「クリエイティブワークス」（川崎市）などが主催した。同競馬場でのコスプレイベント開催は初めてで、撮影用に練習用ゲートを提供。飲食禁止など制限をかけた上で一部のコースを開放した。

　同競馬場は、街との共生をテーマに公園化の改装工事を進めている。今回のイベントも地域活性化のヒントにしたい考えで、佐川順一場長は「来年のＪＢＣレースを見に来るきっかけにもなれば」と期待している。

　参加者の９割はアニメ化された人気ゲーム「ウマ娘　プリティーダービー」の少女たちに 扮 （ふん）した。オグリキャップの衣装で撮影を楽しんださいたま市の女性（４１）は「貴重な機会でうれしい。白砂がきれいで感動した。また来たい」と喜んでいた。