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米エミー賞作品賞に「SHOGUN 将軍」…主演男優賞を受賞・プロデューサーも務めた真田広之さんが日本語でスピーチ

読売新聞 / 2024年9月16日 12時15分

「SHOGUN 将軍」で覇権争いを演じる武将、虎永(真田広之)(Courtesy of FX Networks)ディズニープラスの「スター」で独占配信中

 【ロサンゼルス=後藤香代】米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞の授賞式が15日(現地時間)行われ、ドラマ「SHOGUN 将軍」が作品賞を受賞した。ほかに、プロデューサーも務めた真田広之さんが主演男優賞、アンナ・サワイさんが主演女優賞を受賞する快挙となった。俳優賞の主要部門で日本人が受賞するのは初めて。監督賞もフレデリック・E・O・トーイさんが受賞した。

 同作は豊臣秀吉亡き後で起こった覇権争いをモチーフに、徳川家康を主人公に描いた時代劇。家康と石田三成をモデルとする武将同士の争いに、漂着した外国船の英国人航海士・按針がかかわってくる。原作はジェームズ・クラベルの小説で、1980年にも米国でドラマ化され、三船敏郎や島田陽子らが出演した。

 真田さんは家康をモデルにした主人公・吉井虎永を演じ、サワイさんは、英国人航海士の通訳を務めるキリシタンの女性を演じた。

 作品賞を受賞し、真田さんは壇上で「これまで時代劇を継承して支えてきてくださった全ての方々、監督や諸先生方に心より御礼を申し上げます。あなた方から受け継いだ情熱と夢は、海を渡り、国境を越えました」と日本語で喜びを語った。

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