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トランプ氏暗殺未遂事件、銃の不法所持など疑いで容疑者訴追…12時間近く現場付近に潜伏か

読売新聞 / 2024年9月17日 6時56分

フロリダ州マーティン郡の保安官事務所が公開した、ライアン・ラウス容疑者(15日)=AP

 【ニューヨーク=山本貴徳】米連邦検察は16日、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)の暗殺未遂事件を巡り、拘束された58歳の男を銃の不法所持などの疑いで訴追したと発表した。容疑者の男は同日、フロリダ州ウェストパームビーチの連邦裁判所に出廷した。

 発表によると、男はハワイ州在住のライアン・ラウス容疑者で、過去に重罪で有罪判決を受けたのに銃を所持していたことや、製造番号が消された銃を持っていた疑いがある。

 裁判所に提出された文書などによると、ラウス容疑者は15日午後1時半頃、ウェストパームビーチのゴルフ場の茂みに潜み、ゴルフをしていたトランプ氏に先行して安全を確認していたシークレットサービス(大統領警護隊)の警護官に見つかると車で逃走した。車は盗難車だった。

 茂みからはライフル銃とバッグ、デジタルカメラ、食品の入ったビニール袋が見つかった。携帯電話の記録から、容疑者は15日午前2時頃から警護官に見つかるまでの12時間近く、現場付近に隠れていたとみられている。

 警護官は茂みに銃口があるのを発見し、発砲した。シークレットサービスによると、ラウス容疑者は発砲しておらず、トランプ氏の姿も見ていないという。容疑者が銃を構えていたとみられる地点はトランプ氏から270~450メートルほど離れており、トランプ氏にけがはなかった。

 ラウス容疑者は今後、罪状認否などの手続きが行われる見通しだ。連邦捜査局(FBI)はラウス容疑者のSNSなどを調べて動機の解明を進める考えで、訴追の内容が追加される可能性がある。

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