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巨人・大城卓、3季ぶり出場の一塁で得た気付き…戸郷へのリードに生かし好投演出

読売新聞 / 2024年9月18日 12時0分

今季は一塁の守備にも取り組む大城卓

THE GIANTS 2024

 大城卓三(31)は今季、3季ぶりに出場している一塁の守備で発見があったという。本職の捕手側からではなく、一塁側からマウンド上の戸郷を見ていて、右打者への外角直球が「制球も精度もいい」と改めて気付いた。リードに生かした試合がある。

 5日、岐阜・長良川で行われたヤクルト戦。中4日で先発した戸郷に要所でその球を求め、凡打の山を築かせて7回1安打無失点の好投を引き出した。「(配球が)うまくいったかな」。捕手としてエースの10勝目を支え、納得の表情で振り返った。

 昨季は134試合に出場し、今季も正捕手として開幕を迎えた。ところが、打率1割台と不振に陥り、5月上旬にファームへ降格。約3週間で戻った一軍では、出場数を増やしていた岸田の活躍もあり、6月23日のヤクルト戦から一塁に回った。

 「迷惑をかけないよう常に緊張している」と練習では誰よりも先にノックを受け、捕球や送球を磨く。もっと自分に合う物があるかもしれないとミットも新調した。今もレベルアップに努める日々だが、献身的に取り組むからこそ投手の良さに気付けた。

 ピンチの時は迷わずマウンドに向かい、声をかけることも増えた。「捕手はマウンドに行ける回数が決まっていて、行きたくても行けない時がある。今は自分で思ったら行くようにしている」。捕手の経験は一塁でも生かしている。

 不慣れとわかった上で首脳陣が起用してきたのは、長打もある打力を買っているからこそ。二つのポジションをこなせれば出場機会は増え、布陣の幅も広がる。15日の試合では拙守もあり、一塁の守備はまだまだ強化が必要。さらなる奮起が求められる。(浜口真実)

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