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3メガバンク、デジタル通貨を使った国際決済の実証実験に参加…スピード化・手数料減に期待

読売新聞 / 2024年9月17日 18時17分

3メガバンクの看板

 【ブリュッセル=秋山洋成】国際決済銀行(BIS)は16日、デジタル通貨を使った国際決済の実証実験に世界40以上の金融機関が参加すると発表した。日本からは3メガバンクなどが参加する。実用化すれば現状の国際送金より決済のスピードが上がり、手数料が減ることが期待される。

 日本からは三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行のほか、SBI新生銀行などが加わる。米国のシティ、欧州からはドイツ銀行や仏BNPパリバなどが参加する。

 実証実験では、銀行の資金をデータ化した「トークン」を使って国外の銀行に送金する。現在の仕組みでは中継銀行を経由する必要があり、手数料負担や送金に時間がかかる点が課題となっていた。

 デジタル通貨を巡っては今春から日本銀行や米英仏の中央銀行が連携し、新たな国際決済の仕組みづくりを進めている。参加国の規制や営業時間の違い、マネーロンダリング(資金洗浄)対策といった課題を洗い出し、実用化に取り組む考えだ。

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