「馬乗りになられ6回ビンタされ...」 ヤマハ発動機「社長の娘」名乗るアカウントが訴え「生きていくの辛い」

娘に切りつけられて負傷したヤマハ発動機の日高祥博社長（写真：つのだよしお/アフロ）

ヤマハ発動機の日高祥博社長が娘に切りつけられる事件が起き、娘を名乗Xのアカウントが注目されている。各社の報道によると、事件は2024年9月16日未明、日高社長を静岡・磐田市の自宅で切り付け軽傷を負わせたとして、磐田署が殺人未遂の疑いで同居する娘の日高葉菜容疑者（33）を逮捕した、というもの。

事件直前にXでは「ヤマハ発動機の日髙祥博社長の娘」を名乗るアカウントが父から暴力を受けたとする内容を投稿。このアカウントから投稿したのが葉菜容疑者かは定かではなく、内容も正しいかも明らかではないが、波紋が広がっている。

「生まれてきてしまってごめんなさい」

報道を総合すると、葉菜容疑者は16日未明、自宅で祥博さんの腕を包丁で切り付け殺害しようとした疑いが持たれている。葉菜容疑者から「父親に殴られた」と110番通報が入り、同署員が駆け付けた。15日17時半ごろにも容疑者から通報があったという。

注目されているのは「ヤマハ発動機の日髙祥博社長の娘」を名乗るアカウントによる事件直前の投稿だ。15日の23時頃、以下のようなポストが投稿された。17日時点で3137万回表示、3万7000件「いいね」がつき、5800回リポストされている。

「ヤマハ発動機の日髙祥博社長の娘です。父に馬乗りになられ6回ビンタされ、髪をひっぱられました。すぐに逃げて警察の方に来てもらいましたが，穏便に済ませようとのことで、まだ同じ家に住んでいます。双極性障害とADHDと診断されていて、それでも働こうとがんばってはいますが、なかなかうまくいかず」（原文ママ）

「生きていくのが辛く、安楽死を考え始めました。以前4年ほど住んでいたオランダで安楽死を考えています。生まれてきてしまってごめんなさい」

高須院長「何もせず、時の流れに身を委ねていてください」

この投稿には、全身がん闘病中の美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長も反応。投稿者と同じような人を「沢山知っております」とした上で、

「アドバイスします。頑張っちゃだめです。何もせず、時の流れに身を委ねていてください。そのうち良いことが起こります。本当です。信じてください」

と書き込んだ。