大谷翔平、ＷＢＣ優勝の舞台・マイアミに凱旋…試合前には日本文化紹介のイベント

試合前にキャッチボールをする大谷翔平（９月１７日、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで）＝帯津智昭撮影

　【マイアミ（米フロリダア州）＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平が１７日（日本時間１８日）、昨年３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で決勝の舞台となったマイアミのローンデポ・パークに戻ってきた。同球場を本拠地とするマーリンズとの試合に１番指名打者（ＤＨ）で先発メンバーに名を連ねた。

　ＷＢＣの決勝では、大谷は日本代表「侍ジャパン」の３番ＤＨで出場し、３―２でリードした九回のマウンドに上がった。当時エンゼルスで同僚だったトラウトから空振り三振を奪い、歓喜の輪の中心になった。

　侍ジャパンのベンチは三塁側だったが、ドジャースのベンチは一塁側で、大谷は試合前の練習では右翼のグラウンドでキャッチボールを行った。

　この日は日本文化を紹介するイベント「ジャパニーズ・ヘリテージ・セレブレーション」が行われ、試合直前には歌手のナオト・インティライミさんが君が代を独唱した。