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大谷翔平が「4階席」へ特大の一発、アジア単独最多219本塁打…「48発・48盗塁」

読売新聞 / 2024年9月18日 8時45分

マーリンズ戦の3回、右越えに48号2ランを放つ大谷翔平(17日)=AP

 【マイアミ(米フロリダ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は17日(日本時間18日)、敵地マイアミでのマーリンズ戦に1番指名打者で出場し、三回に5試合ぶりの本塁打となる48号2ランを右翼に放った。試合前の時点で48盗塁をマークしており、メジャー史上初の「48本塁打、48盗塁」に到達した。

 大谷はメジャー通算219本塁打となり、レンジャーズなどでプレーした 秋信守 チュシンス(韓国)を抜き、アジア出身選手で単独最多となった。今季110打点となり、2005年の松井秀喜(当時ヤンキース)の116打点に次いで、日本人のシーズン歴代2位となった。

 三回一死一塁で、相手先発右腕の内角低めのスイーパーをとらえた。打球は高く上がり、4階席に相当する高さの右翼上段スタンドに飛び込んだ。大谷は打った瞬間に本塁打を確信したようで、打席の中で仁王立ちになり、打球がスタンドに入るのを見届けると、バットを放り投げてゆっくりと走り出した。

 飛距離は402フィート(約122・5メートル)、打球速度は105・3マイル(約169・5キロ)だった。マーリンズの本拠地ローンデポ・パークでは初めての一発で、大谷が本塁打を放ったメジャー30番目の球場となった。

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