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WBC優勝の思い出の地で大谷翔平が5試合ぶり48号、確信の一発に仁王立ち

読売新聞 / 2024年9月18日 15時52分

48号2ランを放ち、ベンチで迎えられる大谷翔平(17日)=AP

 【マイアミ(米フロリダ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平(30)は17日、敵地でのマーリンズ戦に1番指名打者で出場し、三回に5試合ぶりの本塁打となる48号2ランを右翼に放ち、メジャー史上初の「48本塁打、48盗塁」に到達した。レギュラーシーズンは残り11試合で、大きな節目となる「50―50」に前進した。

 メジャー通算219本塁打とし、レンジャーズなどでプレーした 秋信守 チュシンス(韓国)を抜いてアジア出身選手最多記録を更新した。

「48-48」に

 大谷が5試合ぶりに豪快な一発を放った。

 4点を追う三回一死一塁、相手先発右腕の内角低めのスイーパーをとらえた。打球は高く上がり、右翼上段スタンドに飛び込んだ。大谷は打った瞬間に本塁打を確信したようで、打席の中で仁王立ちになり、打球がスタンドに入るのを見届けると、バットを放り投げてゆっくりと走り出した。

 自己最多を更新する48号2ランで、飛距離は402フィート(約122・5メートル)だった。その後、連打が出て、この回一挙に4点を奪った。「反撃につながる1本だったので良かった」。打線を勢いづけたことに手応えを感じていた。

 マーリンズの本拠地「ローンデポ・パーク」には、ドジャースファンも多く詰めかけ、大谷が打席に入るごとに大きな拍手と歓声が上がった。約1年半前、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」を世界一に導き、歓喜に沸いた場所でもある。侍ジャパンのベンチは三塁側だったが、ドジャースのベンチは一塁側で、「ベンチが逆なので、そこまで一緒の感じはしない」と大谷。それでも、思い出深い球場で「48本塁打、48盗塁」に到達し、「50―50」という大記録に向けて前進した。(米フロリダ州マイアミ 帯津智昭)

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