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兵庫・斎藤元彦知事への不信任決議案「県政に深刻な停滞と混乱」と知事の責任断罪…全文判明

読売新聞 / 2024年9月18日 21時4分

兵庫県の斎藤元彦知事(6日)

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県議会(定数86)の開会日(19日)に提案される斎藤知事への不信任決議案の全文が18日、議会関係者への取材でわかった。「県政に深刻な停滞と混乱をもたらした」と、知事の責任を断じている。不信任案は全議員が共同提案し、即日採決されて可決される見通し。

 不信任案では、前県西播磨県民局長の男性職員(7月に死亡)による内部告発への知事の対応について、「不適切、不十分で、県民の信頼を損なった」と指摘。「これ以上の県政の停滞と混乱は許されるものではなく、来年度予算は新たに信任を得た知事の下で編成されるべきだ」としている。

 不信任案の可決後、知事は10日以内に議会を解散しなければ失職し、知事選が行われる。解散した場合は県議選が行われ、改選後の県議会で再び不信任案が可決されれば、知事は即日失職する。

 斎藤知事は18日、可決後の対応について、県庁で記者団に「可決されてから考える」と述べた。一方で、「県政を前に進めていくことが私の責任の果たし方だ」と、続投の意向を改めて示した。

 19日の県議会は午前11時に始まり、物価高騰対策などを盛り込んだ今年度補正予算案の採決後、午後に不信任案が共同提案される。自民党による提案理由の説明や他会派などの賛成討論があり、同日夜に記名投票で採決される予定。

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