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消防士を放火疑いで再逮捕…好意抱く女性の車にGPS機器取り付け、ストーカー規制法違反で7月起訴

読売新聞 / 2024年9月21日 6時35分

富山県警察本部

 富山県東部の当時10歳代男性宅に放火したとして、県警は18日、高岡市戸出吉住、地方公務員林陽太被告(27)(ストーカー規制法違反で起訴)を現住建造物等放火の疑いで再逮捕した。林被告は伏木消防署所属の消防士。

 発表などによると、林被告は2022年8月12日午前2時半頃、男性宅の玄関付近に火を付けて焼損させた疑い。当時、家には男性の家族2人がおり、不審な物音に気づいた家族が110番した。この火事で、玄関付近の天井や壁面約5平方メートルを焼いたが、けが人はいなかった。調べに対し、林被告は黙秘しているという。

 林被告は、今年5~6月、好意を抱いた県内在住の20歳代女性の車に、承諾を得ないまま全地球測位システム(GPS)機器を取り付け、97回にわたり位置情報を取得したとして、7月2日にストーカー規制法違反で起訴されていた。

 捜査関係者などによると、現場は富山市内の一軒家が立ち並ぶ閑静な住宅街。玄関付近の郵便受けが激しく燃えていたという。

 県警は、男性や家族への恨みが犯行の動機になった可能性も含め、捜査を進めている。

     ◇

 林被告は富山県東部の別の20歳代男性宅に放火して男性を焼死させようとしたとして、8月29日に放火予備と殺人予備の疑いで逮捕されていたが、今月18日、この容疑では処分保留となった。

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