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大雨特別警報の石川・輪島市で1人が行方不明、珠洲市では2集落が孤立…能登で線状降水帯発生

読売新聞 / 2024年9月21日 11時37分

冠水した道路では車を手で押す人の姿も見られた(21日午前10時23分、石川県珠洲市で)=成島翼撮影

 秋雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で21日午前、北陸を中心に記録的な大雨に見舞われた。気象庁は同日、「数十年に1度の重大な災害の危険が差し迫っている」として、今年1月の能登半島地震で被災した石川県輪島市と珠洲市、能登町に「大雨特別警報」を出した。

 石川県危機管理監室によると、輪島市で1人が行方不明となっている。同市と能登町で建物の浸水被害が確認され、珠洲市の二つの集落で孤立が発生している。

 気象庁は同日午前9時過ぎ、同県能登地方で線状降水帯が発生したと発表した。同庁によると、輪島市では午前9時半前までの1時間降水量で120ミリ超の猛烈な雨を観測。珠洲市でも午前9時40分までに70ミリ近くの非常に激しい雨が降った。珠洲市の若山川と折戸川、輪島市の塚田川では氾濫が発生。珠洲、輪島両市などは住民に避難指示を出した。

 大雨特別警報は、警報の発表基準をはるかに超える大雨が予想され、重大な災害のおそれが著しく高まっている場合に発表される。同庁は、命の危険が迫っているとして直ちに身の安全を確保するよう呼びかけている。

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