文芸評論家の福田和也さんが死去…63歳、文芸誌から大衆誌まで幅広く執筆
読売新聞 / 2024年9月21日 21時32分
保守派の論客として知られ、文壇、論壇の双方で活躍した文芸評論家で慶応大名誉教授の福田和也(ふくだ・かずや)さんが20日、急性呼吸不全で死去した。63歳だった。葬儀は関係者で行う。喪主は妻、圭子さん。
東京都出身。文芸評論家の江藤淳と深く交流し、1993年に「日本の家郷」で三島由紀夫賞を受賞。96年には評論集「甘美な人生」で平林たい子賞を受けた。保田與重郎や江藤らに関する著作に加え、保守派論壇でも活躍。論壇誌から文芸誌、大衆誌まで幅広く執筆し、テレビやラジオのコメンテーターなども務めた。
現代作家の著作に点数をつけて評価した2000年の「作家の値うち」は、大きな話題を呼んだ。03年に創刊した文芸誌「en―taxi(エンタクシー)」では編集同人に名を連ねた。食に関するエッセーも手がけ、「悪女の美食術」で講談社エッセイ賞。「江藤淳という人」「闘う書評」など多くの著書を残した。
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