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能登の被災地で「期日前投票バス」、仮設住宅の団地を巡回へ…10月の七尾市長選

読売新聞 / 2024年9月21日 15時0分

能登半島地震の被災地で導入が進むモバイル建築の仮設住宅(6月20日、石川県七尾市で)

 能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市が10月27日投開票の市長選で、バスに投票箱などを載せて応急仮設住宅を回る「移動期日前投票所」を開設する方針を決めた。市選挙管理委員会は「避難先からでも多くの人に投票してもらいたい」としている。

 同市では、地震で1万5939棟(17日時点)の住宅が被災し、16か所に計575戸の仮設住宅が整備された。自宅から離れた仮設住宅に入ったり、旅館や親族方などで避難生活を送ったりする住民は多く、投票率の低下が懸念されている。

 北鉄能登バス(七尾市)の協力で運行。10月22、23日に4か所の仮設住宅団地に約1時間半ずつ止まって投票できるようにする。

 総務省などによると、移動期日前投票所は2016年参院選で島根県浜田市が初めて開設。21年衆院選で過疎地域を中心に全国に広がった。被災地では、東京電力福島第一原発事故の避難指示が出た福島県浪江町が22年知事選で、福島市と南相馬市の災害公営住宅3か所で開設した。

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