1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

打席に向かう大谷翔平にスタンディングオベーション「すごいうれしかったし感激した」…2試合で10打数9安打12打点

読売新聞 / 2024年9月21日 15時25分

5回2死2塁、52号2ランを放ち笑顔で生還する大谷(20日)=片岡航希撮影

 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平が20日(日本時間21日)、自らの記録を伸ばし、「52本塁打、52盗塁」に到達した。1番指名打者で出場した本拠地ロサンゼルスでのロッキーズ戦。五回に2試合連続の本塁打で、自己最多を更新する52号2ランを中堅左に放ち、七回には52盗塁目となる二盗を決めた。4打数3安打2打点で、6―4の勝利に貢献した。

 一回、大谷が打席に向かうと、スタンドのファンがスタンディングオベーションでたたえた。大谷はヘルメットを取って掲げ、歓声に応えた。「素晴らしかった。すごいうれしかったし、感激した。初めてのシーズンで、こういったことをやってもらえるだけで幸せ」と喜んだ。

 前日の19日に敵地マイアミで行われたマーリンズ戦では、3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点の活躍。前人未到の「50本塁打、50盗塁」を成し遂げ、さらに「51―51」に伸ばした。試合後の夜間に飛行機で約5時間かけてロサンゼルスに戻り、およそ半日後には球場入り。それでも、移動の疲れも感じさせない打撃と走塁を見せた。

 1―2の五回二死二塁で、左腕フリーランドが投じた真ん中高めの92・1マイル(約148・2キロ)の直球を、背中を反らすようなスイングで振り抜くと、打球は中堅左へ飛び込んだ。七回は一塁線への打球で快足を飛ばして内野安打に。続く2番ベッツの初球にスタートを切った。相手捕手が送球できず、悠々とセーフになり、52個目の盗塁をマークした。

 快挙から一夜明けても、立ち止まることなく、「52―52」に記録を伸ばした大谷。この2試合は計10打数9安打12打点で、打率は2割9分7厘まで上昇した。ロバーツ監督は「集中力が高まっている」と評価する。

 レギュラーシーズンはあと8試合。本塁打と盗塁をどこまで伸ばすのか――。大谷は「いいアットバット(打席)を続けて、(記録を)意識したら伸びていかないものだと思うので、無心で、しっかり自分の役割ができるように頑張りたい」と力を込めた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください