1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

スケボー池慧野巨、一か八かの大技で優勝「一発デカい技が得意だと再認識した」…Xゲームズ千葉

読売新聞 / 2024年9月21日 18時44分

Xゲームズ千葉大会 スケートボード男子ストリートのベストトリックで優勝した池慧野巨(中央)(21日、千葉市の幕張メッセで)=松本拓也撮影

 21日に幕張メッセで行われたアクションスポーツの国際大会「Xゲームズ」千葉大会(読売新聞社協力)で、池 慧野巨 (けやき)(23)がスケートボード男子ストリート・ベストトリックで優勝。「記憶にない」というほど遠ざかっていた表彰台の頂点に喜びをかみしめた。(デジタル編集部 古和康行)

 2018年のアジア大会で優勝するなど、ファンの間では知られた存在だ。昨年の日本選手権男子ストリートでは、パリ五輪日本代表の小野寺吟雲に次ぎ2位になるなど活躍しているが、世界のトップは遠く、「最近の日本人はうますぎる」とぼやいた。

 五輪で行われる「ストリート」は45秒間を自由に滑る「ラン」と、一発勝負の「ベストトリック」で競う。池はこのランを苦手にしていて、今大会も午前中に行われたランだけで競うストリート予選は9位で、8人による決勝に進めなかった。そこから約4時間後の「ベストトリック」での優勝に「一発デカい技を決めるのが得意なんだと再認識できた」と自信を深めた。

 優勝を決めたのは「ノーリー・ビッグスピン・ヒールバックテール」という高難度のトリック。実は「まだ完成していない」というが、「この技に乗れれば優勝はいけるかな」とチャレンジした。今大会のルールは20分間、順番さえ回ってくれば、何度も技に挑戦することができる。「最初からこの技だけトライしよう」という、一か八かの賭けに勝ち、金メダルを手にした。

 悔しい期間を過ごすことも長かったが、今大会で自信をつけたよう。試合後の取材では、パリ五輪で金メダルを獲得した堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)とも「いい勝負ができるのでは?」と水を向けられて、こう答えた。「チャンス、なくはないかな」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください