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石川県で線状降水帯、南風と北風がぶつかり積乱雲が発達…秋雨前線停滞で大雨が長引く恐れ

読売新聞 / 2024年9月21日 18時37分

氾濫した川沿いの道で水しぶきを上げながら走る車(21日午後0時27分、能登町で)=武山克彦撮影

 石川県で線状降水帯が発生し、記録的な大雨となったのは、太平洋高気圧の縁に沿って流れ込む暖かく湿った南風と、大陸側の高気圧の縁をまわる北風がぶつかることで、積乱雲が発達しやすくなったためだ。付近では東西に長く延びた秋雨前線が停滞しており、大雨が長引く恐れがある。

 気象庁によると、温帯低気圧に変わった台風14号も、南から暖かく湿った空気をもたらすのに影響したとみられる。スピードを上げながら日本海側を進むと予想されており、風が強まり、大雨が継続するおそれがある。

 日本海を含む日本近海では、9月に入っても、海面水温が平年より高い。水蒸気が供給されやすい状態が続いており、大雨に影響した可能性もある。

 気象庁の杉本悟史・予報課長は21日昼の記者会見で、「台風が温帯低気圧になっても、接近するタイミングでまた大雨が予想される。自分の周りの状況に応じて身の安全を確保することが重要だ」と呼びかけた。

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