FRBボウマン理事、0・5%利下げに異議…「インフレ再燃招くリスク」指摘で反対票投じる
読売新聞 / 2024年9月21日 18時55分
【ワシントン=田中宏幸】米連邦準備制度理事会(FRB)のミシェル・ボウマン理事は20日の声明で、18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で決まった0・5%の利下げについて「最初の動きは小幅であることが望ましかった」と異議を表明した。大幅な利下げが必要以上の需要をあおり、インフレ(物価上昇)の再燃を招くリスクを指摘した。
18日のFOMCでは、投票権を持つ出席者12人のうち11人が0・5%幅の利下げを支持する中、ボウマン氏だけが0・25%の利下げを主張、反対票を投じていた。FRB理事による反対は2005年以来となる。
ボウマン氏は声明で「米国経済は堅調で、労働市場は完全雇用の状態だ。インフレ率は依然として目標値を上回っている」と説明。大幅利下げの決定は「早計な勝利宣言と解釈されるリスクがある」と述べ、根強いインフレへの懸念を示した。
ボウマン氏は金融引き締めに積極的な「タカ派」として知られている。
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