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河野太郎氏は「なんとなく嫌な雰囲気をまとっていた」、橋下徹氏分析 自民総裁選・前回2位→まさかの9人中8位に

J-CASTニュース / 2024年9月27日 19時16分

河野太郎氏は「なんとなく嫌な雰囲気をまとっていた」、橋下徹氏分析 自民総裁選・前回2位→まさかの9人中8位に

橋下徹氏(2015年5月撮影)

自民党総裁選が2024年9月27日に行われ、石破茂元幹事長が当選を果たした。21年の前回の総裁選で得票数2位だった河野太郎デジタル相は、今回は候補者9人中8位という結果に終わった。元大阪府知事の橋下徹氏はXで、河野氏の敗戦の理由を分析した。

河野氏は「改革を実行したから支持が離れただけではない」

前回の総裁選では、1回目の投票は河野氏255票、岸田文雄首相256票と1票差。決選投票では河野氏170票、岸田首相257票だった。うち都道府県連票は、河野氏が39票、岸田首相8票と、河野氏が多く得票していた。

しかし、今回の総裁選では決選投票への選出もかなわず、8位に終わった。得票数は30票(国会議員票22、党員票8)。なお、決選投票に進んだ石破氏の1回目の得票数は154票(国会議員票46、党員票108)、高市早苗氏は181票(国会議員票72、党員票109)だった。

橋下氏はこの河野氏の失速を指摘する記事を引用し、「これまでの政治が解決できなかった日本の課題を直言し、国民にとっても厳しい改革案を提示した」と指摘。「改革を実行したから支持が離れただけではない。なんとなく嫌な雰囲気をまとっていた」と評した。

Xのブロックについて「司法に判断してもらうという姿勢が必要」

254万超のフォロワーを抱え、積極的にSNS発信をしてきた一方、自身に批判的なアカウントを「ブロック」することでも知られる河野氏。8月26日の総裁選立候補会見でXでのブロックについて問われた際も、「誹謗中傷をネットで受け止める必要はまったくありません」と考えを話していた。

橋下氏は続く投稿で、「『首相になってもSNSをブロックする』このようなスタンスは多くの人に嫌な雰囲気を与える」と指摘した。

「最高権力者なんだから司法に判断してもらうという姿勢が必要。この点番組で何度も指摘したが、河野さんの考えは変わらなかった」という。「改革を断行するからこそ、嫌な雰囲気はできる限り拭い取るべきだ」と考えを述べ、「大阪都構想の住民投票で負けた理由も、僕の嫌な雰囲気があったと思う」と、自身の経験に重ねて振り返った。

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