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石破新総裁、人事に着手…総裁選候補者には「最もふさわしい役職にお願いするのは当然」

読売新聞 / 2024年9月28日 12時45分

記者会見の冒頭、記念撮影に臨む自民党の石破茂新総裁(27日、党本部で)=松本拓也撮影

 自民党総裁選の勝利から一夜明けた28日午前、石破茂新総裁(67)は党役員・閣僚人事の検討に着手した。臨時国会中の衆院解散・総選挙が想定される中、政権運営の骨格となる幹事長や官房長官などの要職の人選が焦点となる。

 石破氏は27日夜に出演したNHKの番組で「それぞれが持っている能力を最大限に発揮できる人事を考えたい」と構想を語った。

 政権を支える幹事長に求める資質については、石破氏は同日の記者会見で、次期衆院選や来年夏の参院選などを踏まえ、「選挙に強いということは極めて重要なことだ」と述べた。

 衆院選は「10月15日公示、27日投開票」や「10月29日公示、11月10日投開票」などの日程が取りざたされている。党内には総裁選で盛り上がった勢いを衆院選にそのまま持ち込むべきだという意見が根強い。石破氏はこうした声も踏まえ、選挙を仕切る幹事長を人選する構えだ。内閣の要となる官房長官の人事については、27日夜のBSフジの番組で「これから考える」と述べるにとどめた。

 党運営を巡っては、総裁選に立候補した他の8人の起用などを含め、どのように挙党態勢を構築するかが注目される。総裁選候補者については、石破氏は同日の記者会見で「それぞれ最もふさわしい役職にお願いすることは当然だ」と述べ、起用を検討する考えを示している。一方で、派閥解消の流れを受け、「『どの派閥から何人』ということは考えない」とも語った。

 石破氏は28日午後、公明党大会に来賓として出席し、自公連立政権の結束を呼びかける見通しだ。30日に党役員人事を行い、10月1日に召集される臨時国会で首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる。

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