1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

石破茂新総裁、きょう午後「衆院解散」表明へ…選挙日程は10月15日公示・27日投開票

読売新聞 / 2024年9月30日 12時32分

自民党本部に入る石破新総裁(30日午前)=川口正峰撮影

 自民党の石破茂新総裁は30日午後、10月1日召集の臨時国会で衆院を解散し、衆院選を行う考えを表明する。選挙日程は15日公示、27日投開票とする方針も示す。自民党の役員人事も正式決定し、新執行部を発足させる。自民、公明両党による与党党首会談を開き、連立政権合意にも署名する予定だ。

 石破氏は10月1日召集の臨時国会で首相に就任後、同日中に新内閣を発足させる。4日に所信表明演説、7~8日に各党との代表質問を行った後、9日に衆院を解散する方針だ。衆院解散後、石破氏はラオスで10~11日に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席し、首脳外交に臨む。

 自民党の浜田靖一国会対策委員長は9月30日午前、立憲民主党の笠浩史国対委員長と国会内で会談し、臨時国会の会期を10月9日までとすることを提案した。事実上、同日の衆院解散を伝えるものだ。

 石破氏は早期の衆院解散で国民の信任を得て、政権基盤を強化したい考えだ。首相就任前だが、自治体などの選挙準備期間に配慮して、解散方針を表明することにした。

臨時総務会で党役員人事決定

 自民党は30日午後の臨時総務会で党役員人事を決める。茂木幹事長の後任に森山裕総務会長(79)を起用し、総務会長に鈴木俊一財務相(71)、政調会長に小野寺五典・元防衛相(64)、選挙対策委員長に小泉進次郎・元環境相(43)、副総裁に菅義偉・前首相(75)が就く。

 また、最高顧問に麻生太郎副総裁(84)、国会対策委員長に坂本哲志農相(73)、組織運動本部長に小渕優子選挙対策委員長(50)を起用する。平井卓也広報本部長(66)は再任となる。

 石破氏は同日午後、28日に就任した公明党の石井代表と会談する。党首会談で、政治改革や物価高への対応などを盛り込んだ自公連立政権の合意文書に署名する見通しだ。

 石破氏の解散方針を受け、自民党は選挙準備を急ぐ構えだ。党本部は27日、衆院選の候補者選定に向け、10月7日までに公認候補予定者を申請するよう全国の都道府県連に通達した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください