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メジャー3年目のカブス鈴木誠也、自己最多の21本塁打・チームトップの打率にも「納得していない」

読売新聞 / 2024年9月30日 12時2分

鈴木誠也(29日)=AP

 【シカゴ=平沢祐】米大リーグは29日、各地で行われ、ブレーブスとメッツのナ・リーグ2チームを除いてレギュラーシーズンを終えた。ドジャースの大谷はロッキーズ戦に1番指名打者(DH)で出場し、4打数1安打で、八回に59個目の盗塁を決めた。打率は3割1分で3割1分4厘のアラエス(パドレス)には届かず。54本塁打と130打点はリーグ最多で、2冠をほぼ確実とした。チームは2―1で勝利。

 カブスの鈴木はレッズ戦に3番DHで出場して4打数1安打。試合は延長の末に0―3で敗れた。ホワイトソックス戦に先発したタイガースの前田は4回2/3を投げて5安打5失点で7敗目。試合は5―9だった。パドレスの松井はダイヤモンドバックス戦に3番手で登板し、1/3回を無失点。チームは2―11で敗れた。

 本拠地に大勢のファンが詰めかけたシーズン最終戦に敗れ、カブスの鈴木は厳しい表情を浮かべた。メジャー3年目の今季、自己最多の21本塁打をマークし、打率2割8分3厘はチームトップと打線を引っ張ったが、「僕自身は納得していない」ときっぱり。またもプレーオフ進出を逃したことが何より悔しかったようで、「まだ1回も行けてなくて、やっぱり面白くはない。来年は何とか力になれるように頑張りたい」と語った。

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