1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

同性パートナー間で生体腎移植を実施、親族間以外では国内初か…京都大病院で実施し既に社会復帰

読売新聞 / 2024年9月30日 16時16分

同性パートナー間での生体腎移植について記者会見する京都大学病院の(左から)北悠希助教、高折晃史病院長、小林恭教授(30日午後3時41分、京都市左京区の京都大学病院で)=前田尚紀撮影

 京都大病院は30日、同性パートナー間で生体腎移植を行ったと発表した。日本移植学会の倫理指針によると、生体移植は原則、夫婦や親子など親族間でしか認められておらず、同性パートナー間での移植が明らかになるのは、国内初とみられる。

 発表によると、移植を受けたのは、京都市在住の女性で、慢性腎不全のため、血液透析を受けていた。今年5月、同性のパートナーから腎臓の提供を受け、術後3週間で退院。すでに患者と提供者とも社会復帰している。

 手術は、京大と日本移植学会のそれぞれの倫理委員会の審査を経て、実施が認められた。患者と提供者は、京都市の「パートナーシップ宣誓制度」の受領証を受けているという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください