竜王戦第２局の玄関口に新タペストリー、藤井聡太竜王の単独写真から佐々木勇気八段も入った図柄に

藤井竜王（右）と佐々木八段を配したタペストリー（あわら市で）

　１０月１９、２０日の第３７期竜王戦七番勝負第２局（読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス）を前に、福井県あわら市の芦原温泉駅西口の複合施設「アフレア」に設置されたＰＲ用のタペストリーが９月３０日、藤井聡太竜王の写真が入った図柄から、挑戦者の佐々木勇気八段も加えた図柄に付け替えられた。

　あわら市などで組織する実行委員会が設置した。サイズは縦４メートル、横５．５メートルで、腕組みした２人が鋭いまなざしを見せる。市章にちなんだ緑色を基調に、黒色の背景には竜をあしらった。

　この日設置された別のタペストリーには、温泉旅館「美松」での対局の合間に２人に提供される「勝負めし」などの候補メニュー計３８品の写真も並ぶ。

　設置作業を見守った福井市のパート従業員（５７）は「黒と緑のデザインには重厚感があってすてき。対局までいよいよですね」と話していた。