立憲民主党「次の内閣」、女性が８人…野田代表「即戦力の内閣だ」

「次の内閣」初閣議に臨む立憲民主党の野田代表（左）（１日、国会で）

　立憲民主党は１日、野田代表となって初めての「次の内閣」（ネクスト・キャビネット＝ＮＣ）の会合を開いた。政権交代を見据え、実際の内閣と同様に２０人で構成して主要政策を協議し、次期衆院選の公約作りも担う。

　ＮＣメンバーは野田氏が選任した。女性が８人を占めたほか、中堅・若手の登用を進めつつ、民主党政権での政務三役経験者も積極起用した。

　また、代表選に出馬した吉田晴美衆院議員は「ジェンダー・共生・孤独孤立担当相」に抜てきし、枝野幸男・元代表に近い福山哲郎参院議員を「安全保障相」に据えるなど党内バランスにも配慮しており、野田氏は会合で「適材適所の即戦力の内閣だ」と強調した。

　一方、立民は１日の両院議員総会で主な役員人事を報告した。枝野氏は最高顧問、泉健太・前代表と岡田克也・前幹事長は常任顧問に就くことが決まった。