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元フジアナ・渡邊渚、「病気の専門治療」終了とPTSD告白 1年4か月の闘病生活は「身も心もボロボロ」

J-CASTニュース / 2024年10月1日 20時2分

元フジアナ・渡邊渚、「病気の専門治療」終了とPTSD告白 1年4か月の闘病生活は「身も心もボロボロ」

渡邊渚さんのインスタグラム(@ watanabenagisa_ )より

元フジテレビアナウンサーで渡邊渚さんが、2024年10月1日にインスタグラムを更新し、「長く向き合ってきた病気の専門治療が、予定より少し早く終了しました」と報告。同時に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていたことを告白した。

渡邊さんは、20年にフジテレビ入社。23年7月から病気療養のため休職し、24年8月末に退社した。具体的な病名は明かしてこなかった。

「複雑性ptsdではありません」

渡邊さんは、これまで消化器内科・皮膚科・膠原病科などさまざまな科で診察を受けたとし、「中でも、長い時間をかけて治療した原因は、【PTSD 心的外傷後ストレス障害】を患っていたからです」と明かした。

PTSDについて、「生命を脅かされるような出来事によって引き起こされる精神疾患です。フラッシュバックや回避・解離、過覚醒、パニック発作など、様々な症状がありました」と説明。なお、「※複雑性ptsdではありません。両親から虐待されたなどの事実もありません。安易な憶測によって家族への誹謗中傷が起きないよう、あえて記します」とも書き込んだ。

「この1年4ヶ月、生きているのが辛くて、身も心もボロボロでした」といい、

「当たり前にできていたことができなくなって、大事にしてきた仕事もできなくなって、残ったのはうまく動かない身体だけ」
「"死んだ方が楽だった""なぜ生きなければいけないのか"をずっと考えて、この先どれだけ治療をしても痛みと恐怖からは永遠と逃れられないのではないかと毎日苦しみました」

と、当時の苦しみを振り返った。

退院後も「できなくなったことと向き合わなければならず」

23年7月半ばから入院していたことも明かしていた渡邊さん。退院後も「できなくなったことと向き合わなければならず、本当にしんどかったです」と振り返る。特に24年5、6月はパニック発作がひどかったといい、「少しずつ距離を伸ばして、身近な人がいない状態でどこまで耐えられるのか、毎日小さな目標と実験を繰り返してきました」と明かした。

現在は、「PTSDの専門的な治療(持続エクスポージャー)が終わり、やっと日常生活に不安がなくなって、笑顔で過ごせるようになりました」という。

今後は「自分のペースで、幸せを感じながらお仕事できればと思っています」

渡邊さんは病気について、「PTSDにならなければ、大好きな仕事を辞めることはありませんでした」と明かす。

一方で、「失ったものに目を向ければたくさんあって悲しくなるし、心と頭からトラウマを消すことは一生できないけれど、生死と向き合って学んだことがたくさんありました」といい、「私を見捨てず、どん底から救ってくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝も伝えた。

「この1年4ヶ月、何事もなければ普通に過ごせていた日常を手放さざるを得なくなり、同世代より少し遠回りしてしまったかもしれないけど、遠回りしたから見えた世界があって、私は生まれ変わっても私になりたいと思えるほど強くなれました」とつづり、今後について「自分のペースで、幸せを感じながらお仕事できればと思っています」と述べた。

最後に、「完全には無くならない病気だと思っているので、波はあるし、まだまだ通院は続きますが、現状とっても元気です」とも付け加えた。

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