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福井・あわらで大注目の「あわら彩りさくら御膳」…竜王戦の「勝負めし」候補です

読売新聞 / 2024年10月4日 9時51分

あわら彩りさくら御膳

 10月19、20日に福井県あわら市の温泉旅館「美松」で開かれる第37期竜王戦七番勝負第2局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)で、対局者に提供される勝負めしや勝負おやつの候補が決まった。公募で市内の事業者から集まった逸品の数々。一足先に竜王戦の魅力を味わった。

 大正元年(1912年)創業の料理店「(わか)(ざくら)」は、3月に開業した北陸新幹線芦原温泉駅のすぐ近くに店を構える。出品した新メニュー「あわら彩りさくら御膳」(3300円)は地産地消がテーマで、九つのマスに、刺し身、サバの塩焼き、甘エビや白身魚のフライ、ごま豆腐、おろしそば、フルーツなどが並ぶ。

県内を食べ歩いた気分に

 食材の大半は市内か県内の名産という。5代目の江口芳輝さん(33)は「新幹線開業と竜王戦を機に、あわらをアピールするため、福井の味にこだわった」と説明する。

 フライの甘エビは刺し身にできるほど新鮮で、同店秘伝の衣が甘さを引き立てる。看板メニューでもある地鶏と花らっきょうの炒めものは、酢の酸味が利いて、さわやかだ。すべてを食べ終わる頃には、県内を食べ歩いた気分になれた。

こちらもオススメ…あわらとみつ金時チーズケーキ

 おやつは、同店近くにある菓子店「()(めん)(しょう)(えい)(どう)」の新商品「あわらとみつ金時チーズケーキ」(450円)にした。地元の牧場で朝搾られた牛乳で、しっとりしたケーキを作り、底に市特産サツマイモ「とみつ金時」のペーストをしいている。

 社長の馬面佳和さん(53)は「とみつ金時は甘みが強いだけでなく、腹持ちもいい。対局の疲労回復に向くのでは」と話す。

 勝負ドリンクを含めて候補のメニューは計38品あり、対局前日に藤井聡太竜王と挑戦者の佐々木勇気八段が選択する。市内の人々が腕によりをかけた味が2人に活力を与え、将棋史に残る名勝負が生まれることを期待したい。

 ※税込み。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。

 国内外の総支局長が、日頃通っている店のおすすめメニューなど、地域の自慢の味を紹介します。

若桜

 福井県あわら市春宮1の9の37

 営業は正午~午後2時(平日のみ)、午後6~10時。水曜定休。「あわら彩りさくら御膳」は前日までに要予約。

 詳しくはウェブサイトで。

馬面昭栄堂

 福井県あわら市春宮2の2の50

 営業は午前9時~午後7時。水曜定休。

 詳しくはウェブサイトで。

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