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鹿児島のおはら祭踊り連に参加を断った団体「あった」、市長「不利益が及ぶ」と名前は公表せず

読売新聞 / 2024年10月3日 12時0分

鹿児島県

 鹿児島市の下鶴隆央市長は2日の定例記者会見で、「おはら祭」を主催するおはら祭振興会が新たに設けた規約に基づき、踊り連への参加を認めない決定をした団体があることを明らかにした。団体名や数については「団体に不利益が及ぶ可能性がある」として回答しなかった。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)鹿児島家庭教会によると、同教会は7月に参加を申請。今月1日、振興会事務局の市観光振興課から、「公序良俗に反する行為や法に抵触する行為等、振興会において参加がふさわしくないと判断した踊り連等」に該当するとして、参加を認めないとの説明を受けたという。

 同振興会長を務める下鶴市長は定例会見で、今年の祭りに計220団体から参加申し込みがあったとし、「全ての団体を審査した結果、参加をお断りした団体があった」と説明。そのうえで、「団体が誹謗ひぼう中傷を受ける恐れがあることから、名前や(断った)理由の公表を差し控える」と述べた。

 同教会側は再検討や市長との面談を求めているが、下鶴市長は「十分に説明を尽くしており、今回の判断は最終決定。会う考えはない」と話した。祭りの当日、自由に参加できる「飛び入り連」については、今後、同振興会で対応を検討していく考えを示した。

 祭りを巡っては、昨年の「総踊り」に同教会が参加したことについて苦情が寄せられ、同振興会は今年6月に参加基準を定める規約を新たに設けていた。

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