1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

実は絶滅危惧種のレッサーパンダ…国内動物園には250匹、飼育員「知らない人も多い」

読売新聞 / 2024年10月3日 15時41分

 横浜市西区の「野毛山動物園」で、9月の第3土曜の「国際レッサーパンダデー」に合わせたイベントが今月20日まで開かれている。期間中は、保全活動を紹介するパネル展や野生のレッサーパンダの特別動画上映が行われる。また、木曜と日曜の午後1時半からは、同園で飼育中のレッサーパンダ「イチゴ」(雌、12歳)の食事の様子を見ることができる。

 レッサーパンダはミャンマーや中国南部などに生息する動物で、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。野生の個体数は2500~1万匹とされ、森林破壊や密猟でこの20年間に半減し、このままでは数十年後に絶滅するおそれがあるという。

 9月28日には、約50人が参加し、飼育員らによる繁殖や展示についての講演会が行われた。レッサーパンダの担当7年目の永井早紀さん(42)は「国内の動物園では約250匹飼育されており、絶滅危惧種であることを知らない人も多い」と説明した。

 同市青葉区から訪れた女性会社員(40)は「かわいくて見ていて癒やされるが、野生ではこんなに数が減っていると知らなかった」と驚いていた。

 開園時間は午前9時半~午後4時半(入園は午後4時まで)で、入園無料。問い合わせは野毛山動物園(045・231・1307)へ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください