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東京・埼玉の連続強盗致傷、3事件指示役は秘匿性高いアプリ使用…登録名が同じ

読売新聞 / 2024年10月4日 8時20分

 東京・埼玉の住宅で起きた連続強盗致傷事件で、判明している4事件はいずれも秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示が出されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。うち3事件の指示役はアプリの登録名が同じだったといい、警視庁と埼玉県警は現場などから押収したスマートフォンの解析を進め、実態解明を急いでいる。

 事件は9月18日にさいたま市西区で発生して以降、28日に東京都練馬区、30日に国分寺市、10月1日に埼玉県所沢市で相次いだ。

 捜査関係者によると、指示役が同じ疑いがあるのは、さいたま市西区と国分寺市、所沢市の3事件で、埼玉県内で起きた2事件の実行役として逮捕された男7人のスマホの確認で判明した。

 7人はいずれもSNS上の「ドライバーの仕事」「ホワイト案件」といった求人情報に応募。身分証明書を送った後に脅されるなどし、事件に加担していた。別の登録名の人物から指示を受けた実行役もいた。

 所沢市の事件では、7人のうち、自称アルバイト佐藤聖峻きよたか容疑者(24)ら3人が逮捕された。供述などで、実行役4人は指示役とシグナルで通話しながら住宅内を物色していたことが判明。県警は3日、残り1人の実行役とみて、住所・職業不詳、森田梨公哉りきや容疑者(24)を強盗致傷容疑などで公開指名手配した。

 警視庁は防犯カメラ映像などから、佐藤、森田両容疑者が国分寺市の事件の実行役とみている。佐藤容疑者は同事件への関与をほのめかしているという。

 一方、所沢市の事件を巡っては、警視庁が3日、被害品とみられるクレジットカードを東京・歌舞伎町のブランド品販売店で不正に利用しようとしたとして、23歳の男を詐欺未遂容疑で逮捕。一連の事件との関連を調べている。

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